Pencil ✒︎ Pencil -ADHD修行編-

ADHDについて正直な話 最近落ち着いた

ADHDの僕が7日間旅したら死にかけた(特に連れが)1日目

 

 

彼がこのブログを見つけるかどうかは知らないけれど、この場で僕の気持ちを述べたい

 

君は命の恩人です

俺と旅するにはあと二人必要だよね・・・ 本当に苦労をかけたし、怒らせた

それでも、面白がってくれてありがとう

それこそが救いだったし、コレからもそうなんだと思う

けれど、面白いそれだけじゃ本当にまずいことになるってわかった

俺も変わらなくちゃいけないし、その術を多分死ぬまで探り続けなくちゃいけないんだと思う

それは時に死にたくなるくらい辛いことなんだけれども

それでもやっぱり「面白い」って言ってくれたことが、昔から、今も、コレからも自分の存在理由であり続けるんだと思うんです

貴重な時間をどうもありがとう

 

自転車700kmの旅

 

というわけで友達と一週間、ごっそり使って旅をしてきました

 

自転車を使っての往復700kmの旅

 

ただ、行って帰ってくるだけ、観光はほぼ無し

「チャリで一度はこういうのやってみたいよね」

動機はただそれだけ

 

でも、こういう時間を取れるもの多分今年が最後だろうから、やっちゃいました

 

そのためだけにクロスバイクも買いました

出発前に「一生の思い出になるんだろうなぁ」だなんて漠然とした期待を膨らませながらも、いざ当日になるとどうなるのかは全くわからない

 

「意外とあっさりとした旅になっちゃったりして・・・笑」

 

まぁ、3回くらい死にかけるとはこの時は思いもしなかったです・・・はい

 

凄かった

 

DAY 1 出発と落し物

 

めちゃくちゃ早く起きて出発しようかという話をしていましたが、結局朝の10時くらいから出ても着くだろうということで、10時出発

 

油を注して、空気も補充

 

お金よし

着替えよし

ガジェット良し!!

 

友人「いや、お前の荷物重すぎない?」

 

僕の荷物にはやたら充電器やら、タブレットやら、「テメーはハッキングでもするんか」というくらいに電子機器を詰め込んだのでリュックはパンパン

 

一方友達は最低限の着替えと充電器

 

僕「でかい画面で地図開ける方がストレスフリーだぜ? それにウンヌンカンヌン・・・・」

 

友「いや、これ2kgは余裕であるぞ? 肩死ぬべ」

 

大容量バックパックを買って浮かれていた僕はアホほど荷物を打ち込み、その収納能力に鼻息を荒くしていた

7日間、終始この質量に肩を締め付けられて地獄を見たのは言うまでもない

 

天気は・・・まぁまぁの曇り

この曖昧さが僕のこの旅に抱いているビジョンを物語っていたように今は思う

 

僕「んじゃ行こうか」

友「だな」

 

そんなこんなで、7日間に渡っての、自転車旅行が始まった 

 

しかし、まぁ実感が湧いてこない

 

例えば修学旅行ならば、何ヶ月も前からしおり作成班やらなにやら、予行練習やら、出発前の校長先生のありがた〜〜〜〜い注意喚起やら、仰々しく隊列を組まされバスまで移動だとか、

「あ、これから旅が始まるな」と嫌でも思われされてきたわけなんですが、 二人でラフに出発してしまうと、実感が全く湧いてこない

 

そして、これまたすんなり埼玉県へ突入

 

僕「こりゃ福島まで1日で着くべw」

友「んなわきゃないだろw」

 

そんなこんなで下らない軽口を飛ばしながら、一時間ほど経った頃だろうか

記念すべきやらかし第一号発生

 

やらかし1  スマホを落とす

 

Apple Watchを付けているんですが、ふとiPhoneとの接続が切れていることに気がつく

僕「あれ? カバンにしまってないよな・・・?」

 

ポケット確認! スマホ消息不明!

ケツポケット確認! 潰れたカロリーメイト発見! iPhoneは不明!

 

Apple Watchでアラームを鳴らすも、そもそも接続されていないので鳴るわきゃない

 

バッテリ切れはありえないので・・・ 落としたとしか

 

僕「すまん iPhone貸して・・・」

友「マジかよ」

 

というわけで、友人のiPhoneを使い、【iPhoneを探す】を開く

こいつは、他人のiPhoneからでもApple IDとパスワードさえ入力すれば居場所を特定できる優れもの

※iCloudアカウントの切り替えとは異なり、入力したIDと紐づいたApple製デバイスの在処を表示してくれるので、よそのiPhoneを借りることもできるのだ

 

僕「あった・・・ 2キロ後方に落ちてる・・・」

友「アホやw ここで待ってるから取ってこいよw」

僕「すまんなw これ借りるね!」

友「おk・・・・・・っておい! 俺のスマホ持ってったら連絡手段が!!!って行っちまったよ・・・」

 

やらかし2 スマホを借りるも、開けないので意味無し

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜そして数分後の僕は〜〜〜〜〜

僕「アホやおれ。 Yのスマホのロック解除できないからアプリもYとの連絡手段もないじゃん・・・」

スマホを借りるも、ロックがかかってしまい【さがす】アプリを開けない

その上、Yから連絡手段も奪ってしまった

雲行きが怪しすぎるぞおい

 

僕「どっかにスマホを展示してる店はないか・・・」

しばらく歩くとauショップがあったので、展示されたiPhoneを借りることでなんとか落としたスマホの居場所を再確認できた

 

北斗の拳1巻の「み、水・・・」と懇願するケンシロウばりに干からびたツラしたにいちゃんが入ってきたので、契約の真っ最中だったおじさんオネエいさんたちがまじまじと視線を注いでくる

 

は、はずいかも

 

そしてわかった居場所は・・・

 

交番

 

僕「日本優しすぎる・・・!!!」

なんだかよくある日本すげー!系のまとめサイトみたいな感想なのだが、本当にこれは美徳だと思います

せめて当たり前のことではないということは肝に銘じたいものです

 

・・・そして交番にて

お巡りさん「免許証か何かお持ちですか? ・・・はい!確認が取れましたし、取得した方へのお礼も必要ございません!」

 

僕「本当にありがとうございました」

 

というわけで、友人と合流し、戻ってくることは素晴らしいことだと頷きあった

 

僕「もうカバンにしまうわ これで落とさないね!」

友「スマホボッコボコになってて笑う」

 

そうスマホはボッコボコに傷ついていた。 

幸い液晶が割れていなかった。iPhone SE 最高

 

僕「じゃあ、お昼も近いし、コンビニ寄って何か胃袋に入れておこうぜ」

友「ほいさ」

 

東京都を離れたとはいえ、通勤圏内であり住宅密集地

瞬きするたびに目に入ってくるほどにコンビニは密集している

これが僕ら都会っ子の日常の風景

割烹着を着た香取慎吾がハニかんでるポスターに吸い寄せられるように、ファミリーマートへ入った

 

水とおにぎりとバナナを買う

友「意地でもエネルギーを吸収しようという意思を感じる買い物カゴだ」

「まぁアスリートなんで・・・笑」

友「じゃあ俺の荷物も持つことなんて容易いよね?」

僕「嫌です こりすぎて、両肩鬱血して腐り落ちるわ」

割とすでに型に鈍い痛みが走ってる iPad Proクソ重いんだけど 香取慎吾何とかして

 

そんなこと言いながらレジへ

またもやここで血の気が引くやらかしが・・・

 

僕「財布がない」

1秒間の間にあらかた全てのポケットをチェックし、絶望した僕がYの方へ顔を向けるると、彼なんかめっちゃわろてた

 

友「おや? これはなんだろう?」ちら

俺の萎びた財布 

 

僕「さ!! 財布ぅ!! ってかなんで持ってんじゃ!!」

友「いや、さっきの交番でスマホをカバンにしまってたじゃん? その時財布を床に置いて、そのまま自転車乗ったのは君だぜ?」

僕「あへぇぇ?  あはぁん?」

友「いつ気がつくかニヤニヤしてたw」

僕「ああ・・・すまんな。 ありがとう・・ございます」

 

やらかし3 交番でスマホを取得 が、財布を置き忘れる

 

そんなこんなで、ひたすら道なりに走り続ける

目的地まで国道に従うだけの7日間

楽ッチャ楽である

ビルディングから田園へ、いよいよ東京の雰囲気はどこかへ、のどかだが変化に乏しい風景がひたすら続く

車ばかりで誰も自転車に乗っちゃいねぇ

歩行者なんて夢のまた夢

 

刺激的なイベントがあっても、こんにゃくの花から薫ってくる猛烈なう●こ臭が凄まじいってことくらい

それが栃木県の第一印象だった

 

友「埼玉県抜けてから本当に人に会わんな」

僕「第一村人を見つけるのって実は忍耐力が問われるのかもなぁ・・・」

友「暗に栃木県民を見下してるだろお前」

僕「・・・! あ!! 人がいた!」

 

田んぼの脇で棒立ちしてる男性を発見! 

呆然と立ち尽くして何しているんだろう・・・・と思っていたがなんてことはなかった

 

おじさん、立ちションしてた

 

高速で後ろに通り過ぎる立ちションおじさん、黄金色の田んぼへ黄金色の水を尚も放ち続ける

 

友「・・・だ、第一村人発見」

 

僕「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

友「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

うんこ臭と放尿おじさん

 

栃木県・・ お前とはもっと別の形で出会いたかったと切に憂う1日目であった

 

走行しているうちに、日が暮れはじめ、燃える夕日と、そこだけ切り取られたかのような山並みが、都会っ子の僕の目を引いて離さない

 

そんなこんなで、注意力が散漫になっていたのかもしれない

右手からくる乗用車に全く気がつかなかった

 

やらかし4 田んぼで轢かれかける

 

僕「・・・・!!!!!!!!」

本当に引かれる寸前だった

なんてったって街灯がないし、僕も、運転手さんも既のところまで気がつかなかったのだ

 

僕「・・・ごめんなさい!!!」

運転手「いやいや!! 怪我はない??!」

僕「大丈夫です!! 心配してくれてありがとうございます! こちらこそ肝を冷やさせて本当に申し訳ないです!」

 

栃木県民優しい

びっくりしたのは車を所有する運転手だろうに、まず僕の無事を確認してくれたことが何よりも有難くも申し訳ないことだ

 

僕「・・・(意気消沈)」

友「気にすんなって」

1日目から何回トラブル起こしているんだろうか・・・

こうして宇都宮に到着

さすがに慣れない運動をしたからお互い疲労が顔に出てた

 

友「ホテルどこも埋まってるな・・・」

僕「平日だっていうのに、なんでみんなホテル埋まってるん?」

友「まぁ、温泉あるみたいだからそこ入ろうや」

 

というわけで、温泉複合施設を見つけることができたので、しばし湯を借りることに

ザ・グランドスパ南大門|栃木県宇都宮市の天然温泉

一応、紹介

数万年かけて地下深くで化石化した温泉成分が、地熱で暖められた地下水にグツグツと染み出し、宇都宮に噴出した温泉が楽しめます

ぜひ餃子を食べた後に水餃子の気持ちになって入ってみてはいかがでしょうか?

わしゃそんな気持ちになったよ

露天風呂に入ると、そらに月がハワハワと湯気に煽られ湯を温める

 

疲労と湯気とのぼせた頭に思わずクラリ

なんと素敵で爽やかな秋の夜長だろうか

 

目を閉じ、9月の夜風にうつらうつらしていると、同じく友達と旅をしているのだろう関西弁で喋る兄ちゃんの会話が耳に入ってきた

 

旅人1「ご当地グルメいうけどさ、ぶっちゃけ拘らずにすきなもん食うのが一番うまいんよな。」

旅人2「うんうん わかる」

 

僕(わかるわかる)

 

1「コンビニで買ったたこ焼きとかあれよね。今んところベスト」

宇都宮まで来てたこ焼きがベストかよ

それ単にお前の食習慣なんじゃないの?単なるルーティーンじゃないの? 

早速お口が関西を欲しがってるじゃん。そこは堪えて餃子の魅力を再確認しようよ

 

・・・まぁ、俺も結局のところ行きと帰りの宇都宮でまともに餃子食べなかったけど・・・

 

盗み聞きをしていたら逆上せたので上がる

モナカアイスを食べた

鮮烈なほどに硬すぎて上の歯としたの歯が入れ替わるんじゃないかってくらい噛んだわ

あ、でもミルキーでうまかったよ

 

友「今夜は満喫だな」

(え、漫画喫茶で本当に寝るの?)

 

僕は非常に睡眠にうるさい

というのも、睡眠の質がその日の自分の頭のコンディションを決定づけるといっても過言ではなく、酷ければIQが10下がるくらいに頭が働かなくなってしまう

朝っぱらから酔っ払っているような、二日酔いに近いだるさが伴うのだ

 

だから睡眠をとるときは、ゆったりしたスペースでゆっくり休みたいというのが正直な思いだった

 

僕「漫画喫茶って眠れるの? 俺はキツイな・・・」

 友「ねれる寝れる。 慣れだよあれは」

僕「慣れかぁ・・・」

 

そういいつつもういい加減にいい時間である

迷っている暇もないし、明日のためにもさっさと腰を下ろしたほうがいいのだ

だからこそ余計に宿泊施設への未練を断ち切ることができなかった

 

僕「ごめん 俺ビジネスホテル探すわ」

我ながらこれはわがままだとは思う

二人で自転車旅にきているのに、初日から別行動っていうのは本来の趣旨から大きく外れていることだというのはわかっていたけれど、睡眠というファクターがいかに自分にとって大きな要素であるかも日ごと強く自覚しているからこそ、しっかりとした宿泊施設を選びたいという思いも無下にはできなかった

 

わかってくれるさ 彼なら・・・

 

友「じゃあ、俺は満喫で寝るわ」

僕「すまんな」

 

というわけで、一人宇都宮の歓楽街の中、ビジネスホテルを探し彷徨う

夜の宇都宮は想像以上に夜の仕事が盛んである

髪を金髪に染めて、ラフにきこなしたスーツを纏った兄ちゃんがゲロをぶちまけ、信号に歩みを妨げられれば

勧誘「お兄さん 今夜どう?」

と、怪しい取引を持ちかけお姉さんが声をかけてくる

 

人が生きるということに時間を選ぶ必要はない

みんな自分の時間の中で意地になって生きている

どんな価値観を身につけるか、何を秤にかけるのかはその人その人のもつ自由意志にかかっている

僕はお姉さんの持ちかけも、彼らの価値観も飲み込むことはできないけれど、自分の意固地さに比べたらなんと彼らの自由なことか

 

喧騒が嫌になってイヤホンに手を伸ばす

ここにきても自分は自分の殻に閉じこもってしまうのかな

宇多田ヒカルを聴いて理解した気になっても、今目の前にある人との関わりに身を捧げきれない自分になにがわかっているというのか

 

半ば全自動で街を歩き続けて、なんとかビジネスホテルを見つけてベッドにつくことができた

 

僕はこれからどうなるんだろう

 

 

やらかし4 漫画喫茶で寝れないので、単独行動